こんにちは福島日石です!
皆様のご家庭でも、毎日ファンヒーターが頑張っていると思います。
綺麗に掃除して使用していても、数シーズン使用すると内部の部品が劣化して様々なトラブルが発生し始めます。
今回お預かりしたファンヒーターは、灯油を気化するための部品...その名もズバリ気化器の異常でした!
エラーコードは「E04」で、症状は点火後すぐにエラーが表示され消火してしまうというものでした。
そのため、気化器を交換するべく部品発注を行ったのですが...メーカーで補修用の部品の取り扱いをするのが9〜10年とのこと。今回のファンヒーターは製造から約13年が経過していたため部品の手配ができませんでした。
そこで、ベテラン社員の修理知識を借り分解メンテナンスに切り替え対応。
まず、フロントパネルを外し送油管や配線などを外して、気化器を外せる状態にしていきます。
気化器を外し分解して、問題の部分のメンテナンスをを行います。
長年の使用により堆積したカーボンが原因となっていたようで清掃を行うのですが、気化器の先端などが変形してしまうと使用できなくなってしまうため、慎重に作業を行います。慎重に慎重にカーボンを除去して清掃は完了!!
外した手順で元通りに組み上げながら内部に溜まっていたホコリなども清掃していきます。
最後にドキドキしながら試運転を行いました。
エラーが出ないことを確認し1時間程度運転させましたが、症状が出ることなく無事に修理完了です!!
今回は気化器でしたが、他の不具合で修理依頼が入りましたら、また記事にして紹介していきます!
製造から年月が経ち部品が手配できない場合でも、今回のケースのように当社で修理可能な場合もありますので、不調なファンヒーターなどあれば一度ご相談ください!
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